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安すぎるアニメーターの年収!アニメ現場の崩壊の実体

merdanata / Pixabay

日本と言えばアニメと言っても過言ではない現代日本。アニメ産業市場規模は2兆円を超え、名実ともに日本の一大産業となっているといっても過言ではありません。

そんなアニメ業界を志す人はおおいでしょう。しかしそんな夢のあるアニメ業界の実情はブラック労働は当たり前の夢も希望もない現場なのです。

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以上に安すぎるアニメーターの年収はたったの110万円

日本のアニメーターの平均年収はフリーランスの場合たったの110万円と言われています。

業界全体でも333万円程度の年収と言われています。もちろんかれらは1日11時間以上働き、月4日程度しか休むことが出来ませんし、月間100時間以上の残業は当たり前というのが実情なのです。

 

どうしてこんなことになったのか?

やはりこうなってしまったのはアニメーターの地位の低さにあるといわれています。やはりアニメーターはあくまで下請になるのでどうしても安い単価で仕事を受けさせることが多いんです。

またアニメ業界の問題点として2つの問題が存在しています。

①予算が少ないという点

②印税が支払われていない点

の2点が大きな問題です。そもそも製作委員会がアニメーターに支払う予算が少なく設定されているのが問題になっています。また、印税が絵を描いたアニメーターには支払われないというシステムの問題点もあるといわれています。

またこういったシステムの裏には、アニメーターが替えの聞く歯車程度に思われている実情があります。

現在アニメが好きな若者は非常に多くどんなに人が辞めていっても次々に新しい人が入ってくるのでこの状況を発注側があまり真面目に問題に取り組んでいないんです。

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アニメーターにも問題あり

確かにこの状況は発注側の問題が大きいのは確かですがアニメーターも現状を変えるために大きな動きを見せないことが原因と言えます。

アニメーターの方々にはイェスマンが多いので安い単価でも仕事を受けてしまうのが問題です。そのようなことをしていてはいつになっても現場が改善されることはありません。

日本のアニメーターは今すぐアニメーター同士で労働組合を組み職場改善のためにアニメーター全体で訴え続けていくことが重要です。一人でできることは少ないかもしれませんが、みんなで集まればできることは必ずありますので積極的にアニメ業界を変えていってもらいたいですね。

 

まとめ

mary1826 / Pixabay

やはり出資会社や重役についている人たちが多くの金をもらえるのが資本主義というものですから最下層を形成する人たちは富が行き届かないというのは仕方ないのです。当事者たちで現状を変えるように努力することで変わることもあるかもしれません。

これからアニメーターを目指す人たちのためにも業界が変わっていくことを期待したいものです。




かんれん

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