艦これの映画が公開されていると知り、TVシリーズがかなりひどい出来だったのでどんなものなのかと気になり映画館に足を運んでみたのですが、予想通りな感じになりましたね。
まぁTVシリーズよりかはだいぶましでしたが、大の艦これファンである管理人でもこれの円盤は買わないし（TV版は買いました）、2度見たいとは思えない作品でしたね。これを見れるのは鍛え抜かれてるファンぐらいですね。何人か映画館で寝てましたし。
ちょっと艦これ映画の感想というか愚痴を書いていきたいと思います。（以下ネタバレ注意）
批判的な内容なので気になる人も見ないほうがいいですね。
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謎すぎるストーリー
海を赤くしてこのままだとやばいのはわかるが、それで話が終わってるんですよねこの作品。
海が赤い→艤装の調子が悪くなる→中心に行ってみよう→吹雪は影響を受けないらしいからとりあえず吹雪を行かせればおｋ？
みたいな流れなのですが、何が原因かもわかっていないのになぜ艦隊を総結集させてそんなところに行かせるのかよくわからないですね。しかもその原因は吹雪（深海棲艦）なのですが吹雪が吹雪（深海棲艦）を取り込んで（？）全部解決してしまいます。どう考えたって吹雪（深海棲艦）の能力特別過ぎないですかね。
しかも吹雪（深海棲艦）を倒したら周りの深海棲艦も消えるってどんなご都合主義だよ。
完全に好みの問題かもしれませんが、もう一人の自分と戦う（というか自問自答するだけ）内容を世界問題クラスで扱うのは個人的に好きじゃありません。まぁ花田がこういうの好きっぽいので仕方ないのですが。
何で吹雪が深海棲艦になったぐらいでこんなに大げさ何ですか？正直意味わからないですし、吹雪が抱き着いただけではいおしまいってどうなんだろう。もうひと悶着ぐらいあってもいいだろうし、結局あれだけの戦いで誰も沈まないしそんなに視聴者の文句が怖かったんですかね？
如月の件で怒ってるユーザーは無駄に轟沈したから怒ってたのであって、ストーリー上意味があればたぶんユーザーは怒らなかったと思います。
ていうかなんでこんなに吹雪押しなんだこのアニメ。
曖昧な設定
設定があいまいで考えながら見れる内容じゃありません。逆に言えば何も考えなければ見れますが。
映画からの新設定で、艦娘≒深海棲艦という設定が追加されましたが、如月復活の件がどうも納得できません。深海棲艦を倒してドロップしたのだから如月が深海棲艦に変貌していくというのはどう考えてもおかしいです。「深海棲艦に変貌する前にドロップしたんだ！」と考えようかと思ったのですが、一体何日変貌に時間がかかっているんですかね。轟沈した海域も違いますしまじめに考えてしまうと理解に苦しみます。
必要ない設定
海が赤くなって艤装にダメージが入るって設定って正直必要あったのかな？
艤装にダメージが入って最終的に航行不能or轟沈とかってなるならわかるが、大げさなSEのわりにはちょっと艤装の調子が悪くなるだけで大した影響がありそうな感じもないです。
ただの吹雪（深海棲艦）の場所に行かせるためだけの設定になってしまってる気がします。
作中でこの設定ならもっとハンディキャップある感じに描いたほうがいいと思う。
まとめ
考えたらキリがありませんが、まじめに考えると変な部分が多いです。
TV版みたいにぶっ飛んだストーリーではありませんが、友人に面白かったか聞かれて面白いとは言えませんね。
まぁ最初から面白くないものとおもって見に行ってるので、艦娘がかわいければそれでよかったのでその点では十分楽しめました。妖精さんもかわいかったですし。
あくまで私の主観でtwitterを見ていると面白いと言ってる人もいるので、１度ぐらいなら見に行ってもいいかもしれませんね。アニメなので細かいことを気にしちゃだめです。細かいこと気にしなければ十分楽しめます。