【就活】SPIは勉強するべき？企業によってだからする必要ない？

SPI対策は必須？

就活を始める前、学校では｢SPI対策をしっかりしなさい｣というようなことを言われませんでしたか？

正直なんだそれ、と思った人も多いでしょう。ただこのSPIは最近の就活生の悩みの種でもあります。

今回はこのSPIとはなんなのか、対策をするべきなのか、など挙げていきたいと思います。

SPIってなに？

SPIは今多くの企業で取り扱われているテストのことです。

その問題は中高レベルのもので、当時の復習といった感じになるでしょうか…

内容は言語(国語)と非言語(数学)の基礎能力検査と、性格検査で構成されています。

SPIと言ってもふたを開けると様々な分類があり、私たちが一般的に受けているのは「SPI2」です。その業種ごとにあったSPIが使われています。

出題方法は様々で、ペーパーのマークシート式・記述式や、自宅のパソコンで受ける方法、テストセンターという場所で専用のパソコンで受ける方法などがあります?

私はペーパーと自宅でしか受験していませんが、数字的にはテストセンターで受けることが一番多いようです。

確かに友人たちも｢テスト受けに行かなきゃ…｣とよく言っていましたね。

SPIがあるのは大企業だけ？

私が就活生の頃、周囲も私も多くは大手企業が基準に達する能力があるか見わけるため導入していると思っていました。

大手には多くの就活生が志望するため、まず初めにSPIのような何らかのテストでふるいにかけます。（SPIの他に利用されているテストは別の記事にまとめます）

だから実施しているのは膨大な志望者を抱える企業だけ、中小企業はそんなに焦ることはない…と。

「じゃあ、私は大手志望じゃないから対策しなくてもいいんだ。」

と思っていましたが。

基本的にどんな企業でもテストはあります?

しかし大手より合格ラインが低く設定されているため、そんなにみっちりできる必要はないです。

企業によって合格ラインは様々で、正解した問題数・特定の問題の正解・制限時間に対する問題の進み具合…など多くの採用方法が考えられます。

ただ油断は禁物です。

同日にSPIを含む様々な能力テストを行う企業は中小企業でもよくあり、私は3時間ずっとテストということもありました?

中小企業を志望していようと、様々なテキストや参考webを見ておくことをおすすめします。

中高の復習レベルではあるけど…？

中高レベルならノー勉で大丈夫でしょ！と思っている方もいるでしょう……。しかし実際問題を解いてみると忘れていることばかりで、高校レベルの問題はさらに難しくなります。

またSPIを実施する狙いは「スピードのある計算力→効率の良い仕事ができるか」ですので、一つの問題に何十分もかけているとあっという間に終わってしまいます。

では急ですがここで基礎的な例文を出していきたいと思います。

鉛筆をｘ、ボールペンをｙとすると

ｘ＋ｙ＝１５…①

90x＋150ｙ＝1590…②　・・・・・・この式を解けばいいので、150ｘ＋150ｙ＝2250…①から90x＋150ｙ=1590を引いて

x＝11　答えは11本となります。

サイコロを二つ投げるので全体数は6×６＝36通り。

そして3が出る確率は(3,1)(3,2)...(1,3)(2,3)...と数えていくと全部で11通り。

求める確率は11/36となります。

いかがでしたか。

こうした問題をはじめ、本番はさらにややこしい問題と桁の大きい計算が多く出ます。

そのため、このような基本的な問題は見直しておくとよいと思います。

自宅受験ならカンニングできちゃう？

先程SPIの受験方法として企業の会場で受けるペーパーテストと、家やテストセンターのパソコンで受ける方法があると言いました。

これを聞くと「自宅で受けるなら参考書見ながら出来る！」「家族に協力してもらって問題を解いてもらえばいい！」

なんて考えが頭の片隅にポッと出てきてしまった人もいるでしょう。

自宅受験では多くの企業が注意事項の中に他人の協力で問題を解くことを禁止しており、不正が発覚した時点で選考取り消しにすることを記しています。

しかし実際協力して解いているかなんて企業には全く分からないのが現状です。

そのためカンニング・不正をしようと思えばできてしまいます。

じゃあ自宅受験なんて正確な判断ができないじゃないか、と思いますよね。

判断基準は企業によりますが、明らかにカンニングを見越しているのは確か。

それは多くの企業のテストは非常に時間が少なく、問題文も長く、数字も大きく難しいためです！！

1問に対して使える制限時間も決まっており、時間になると自動で次の問題に。コンピューターできっちり時間計測されているので強制終了待ったなし。

自宅受験で大まかな実力を見る→選考を進めるごとに違うテストを実施する

という流れも珍しくないです。

性格検査は対策する必要はない

言語・非言語とは違い、性格検査は自分がどんな人かを伝えるテストなので全く対策する必要はありません。

しかし自分とは真逆の性格に印をつけてしまうのは、もしそのとき合格しても面接で見破られてしまいます。

また嘘をついてまで自分を作るのは、きっと入社してから精神的苦痛になるでしょう。

まとめ

SPIは一度目を通し、是非問題も解いてみてください。

次回はほかのテストについてお話したいと思います。