もくじ
「説明会に私服で参加」の微妙なライン
こんにちは。3月も中盤というのにまだまだ寒い日が続きますね。
以前、今年の就活生から「説明会にオフィスカジュアルで参加してくれと企業からメールがきた」という話を聞きました。
彼は企業がいうからには、とリクルートスーツを着用する気はないようですが、この説明会私服参加について私も当時かなり迷い、疑問に思ったことでした。
そこで今回は説明会・私服をテーマにしたいと思います。
本当に私服で参加していいの?
まず就活生たるもの、あの真っ黒なリクルートスーツを着ることに使命感を抱きますよね。
それを企業から「着なくていいですよ」と言われたら、混乱してしまうのも無理はありません。
また「素直に私服を着ていって企業の人はどう思う?」「周囲の就活生がみんなスーツだったら?」なんて不安もあるはずです。
私服参加を促しているメールがきたら、まずその文章のニュアンスについてちょっと考えてみてください。
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どんなニュアンスで私服の話題を取り上げている?
あなたのメールにはどんなふうに書いてありますか。
①「私服OK」「私服可」「服装自由」
これは「私服でもいいよ。」という感じで、そこまで私服が大切という印象は受けません。
おまけのようにちょろっと書いてある場合は、ほとんどの確率で皆スーツでしょう。
②「私服でお越しください」
上の言い方よりグッと私服の存在が大きくなりましたね。「してください」と言い切っているため、就活生としても私服の方がいいかな?と思える文章。
しかしこれでも頑なにスーツを着てくる人がいます、何故…。「スーツが私服なんです!!」と思い込んで着るなら少しは気が楽なのでしょうか。
いつも就活で着用しているのだから、ここはありがたくスーツ以外で行くべきだと思います。
とくにまだ春先ならスーツでもアリですが、夏でも頑張ってスーツを着てしまう人は、何で私服でいいと言っているのにスーツを着るの?と思います。
③オフィスカジュアルで来ていただいて結構です
わざわざ「オフィスカジュアル」という言葉を出してまで、スーツ以外を指定してくれています。
就活生にとって聞きなれない言葉ですが、説明会をきっかけにオフィスカジュアルを着用してみるチャンスです。
また就活生にスーツじゃなくていい、ということは企業の人も高確率でオフィスカジュアルで少しラフさを取り入れていると思います。
まとめると②と③は普通なら是非スーツ以外で訪問したいところ。
夏に近づくと「ノーネクタイ」「半袖」など就活生に気を遣った文面も見られるようになるので、熱中症対策としても素直に従っていいと思います。
またありのままの姿で、リラックスした状態で、という狙いから私服参加にしている企業も多いです。
しかしこのどの例文であってもスーツを着る人は必ずいます?運が悪いとポツンと浮くので、もし一人で私服なら嫌だな~と思うならスーツを着てしまうのが一番早いかも。
オフィスカジュアル
先程から「私服(オフィスカジュアル)」を連呼していますが、実際どんな服装がいいのか。
私服と書いてあっても就活生が連想する私服とは違います。
しっかりどういうものか理解して説明会に着用していきましょう。
オフィスカジュアルの基本
オフィスカジュアルはスーツよりも柔らかく・ラフな印象がある服装で、とくに決まりはありません。
しかしパーカーやデニムといった普段着は社会ではそぐわない服装で、常識の範囲で固めるのが一般的です。
とくに男女共通で大切なアイテムは「ジャケット」。夏に半袖であってもジャケットを上から着てしまえば、それだけでシャキッとした印象になりかなり万能です。
男性は基本的にジャケット+パンツで完成します。
ノーネクタイですが全体的に落ち着いた大人の印象。ネイビージャケットが合わせやすさ抜群なよう。
最近では「ジャケパンスタイル」「ビジカジ」といい、ビジネスでもおしゃれが浸透しつつあります。
一方スタイリングが難しいのが女性。たくさんアイテムがあるためスカート丈やパンツに関してなかなか難しいですよね。
オフィスではパンツスタイルがカッコいいですが、就活でパンツ(スーツではない)を履くとかなり目立つと思うのでスカートを履いておくのが無難でしょう。
ここでは説明会でもOKなスタイルを挙げます。
まず注意点はスカート丈。
リクルートスーツが膝上の人をたまに見かけますが一般的に膝丈が基本のかたちです。それはオフィスカジュアルでも通ずるもので、膝・膝下が絶妙な長さでしょう。
そして色も黒・紺・深緑といった派手ではない色を選ぶのが無難。ジャケットもそうした色合いのものを選びましょう。
ポイントを押さえておけば女性は快適な服装で過ごすことが出来ます。
本気で私服を推す企業は「ジーパンOK」なんて書いてある!
私が一番驚いた私服参加OKの会社は、ジーパンやパーカーなど超普段着で来てもらって結構です、とわざわざアイテムの名前を出してまで私服を推していた会社です。
この会社は訳あって友人と二人で選考に挑みましたが、この言葉が当時二人とも信じられず、真夏の中ジャケット着用のオフィスカジュアルで参加しました。
するとたった一組がスーツだったのを除き、他全員がデニム・パーカー・トレーナー・スウェットなど普段着。
「デニムなんてほんとにいいの?」「ジャケットと長めのスカート履いていこうか…」なんて二人で話していたのが無駄になってしまいましたね?
ちなみに社長を含め社員も皆ユニ〇ロのような服装をしていました。
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企業は全く気にしないけど周囲の就活生は…
企業の言われた通り私服(オフィスカジュアル)で参加するのであれば、何のマイナス評価もありません。
しかし「私服参加」の文字を見ていないのか?と思うほど他の就活生のスーツが多いことがあり、とにかく目立ってしょうがないときがありました。
オフィスカジュアルで行ったのに…
春先のちょうど暖かくなったころ、IT系の企業説明会で「私服でお越しください」と記されていたため、慣れないオフィスカジュアルを勉強して着ていきました。
しかしほとんど真っ黒のリクルートスーツを着ていて、周囲の目線がなんだか痛いし目立つしで早く帰りたい、という思いがとにかく大きかったです?
あまりにもスーツばかりで不安になったので、会社の人にこそっと「私服って大丈夫なんですよね?」と聞いてしまいました笑
みんなと一緒が安心する日本人の習性?
こうした経験をしてから私が就活をしているとき「私服」という文字を見つけても、基本的にスーツで行くようになりました。
するとスーツ率は高いもので、私服を着ている人は特に目立っていました。
やはり浮きたくない、服装を考えるのが面倒、という人が大半しめているということなのでしょうか。リクルートスーツさえ着ておけばまずほとんどの場面で浮く存在にはなりませんからね笑
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まとめ
今回は説明会での「私服」に関してまとめてきましたがいかがだったでしょう。
まだまだ「オフィスカジュアル」には慣れないと思いますが、説明会で許可されているなら是非着てみてほしいところです。
また企業の社員たちがどのような服装をしているか、参考にしてみるのもいいかもしれませんね。
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