36話の振り返り
政宗くんのリベンジ第36話はフランスで知り合ったミリュエルの漫画を兄のベッソンさんから受け取った政宗。
ミュリエルの書いた漫画のモデルは政宗と愛姫であったが、その漫画に描かれるラストはハッピーエンドだった。
その漫画を読み、政宗は自分たちの運命が狂ってしまった理由にある可能性を見出した。
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人の脳みそなんて当てにならない
ある晩正宗は風呂上りにリビングを歩いていると涙目になって怒りくるった千夏に後ろからけりとばされます。
千夏は『盗った靴下とパンツ返しなさいヨ!』といって政宗に近づいてきますが、風呂上りにまったく身にに覚えがなかった政宗は千夏と口論になってしまいます。
何を言っても聞かない千夏はついに暴走して自分のパンツや靴下をはいている兄を想像して身震いし、終いには『最低すぎ!変態は筋肉だけにしてよう!』といいすて、筋肉マニア政宗に喧嘩をを売ってしまいます。政宗は『筋肉に罪はない』といって反論します。
そうだ筋肉に謝れ!
そうこうして喧嘩をしているうちに洗濯籠を持った母親が2階から降りてきます。
パンツと靴下を部屋でいじっていたのは母親のほうだったんですね。
千夏がとぼけている姿を見て正宗は『人の脳みそなんてあてにならん』と感じます。
人間はかなり大雑把にしか物事を捉えていないのでよく間違えるんですよね。この結論こそが政宗がした推理の全容ということは間違えないでしょう。
迫りくるニセモノの影
場面は飛んで愛姫と取り巻き三人衆と雅宗兼次の5人がファミレスで修学旅行の写真を交換する場面になります。
学年が違うため愛姫と一緒にパリへいけなかった金子 園香は雅宗兼次のとった可愛い愛姫ちゃんの写真を見ながらもらう写真を選んでいきますが、愛姫の写真がすべて団体行動の写真であることに気がついてしまいます。
愛姫はパリの自由時間は政宗とミリュエルの相手をしていたため、兼次とは一緒にいませんでした。それゆえ雅宗兼次は愛姫の自由時間の写真を一枚も持っていないのです。
それを知った三人衆の鞠は責務を全うしなかった兼次を攻め立て、ほかの二人も好き勝手に騒ぎ立てますがそれにイラついた愛姫が「その話はもうしないで!」と大声を出してしまいます。
当時愛姫は、政宗に自分の生い立ちを話し、自分が誰とも付き合えない理由を理解してもらい、自分から手を引いてもらおうと考えていたのだと思います。この話しをしようと思ったのも愛姫にとっても政宗が無視できない存在になったからであって、ある程度の信頼を持っていたからです。
しかしその信頼に対して正宗は拒絶という形で答えてしまったがため、愛姫は関係ない人間にまで怒りをぶつけてしまうほど追い詰められているのでしょうね。
その反応を見た雅宗兼次は金のためにここぞとばかりに愛姫を口説きにいきます。
3人衆は兼次の行動に不快感を示しますが、兼次に丸め込まれてしまいます。
つまらない口説き文句でも傷ついた愛姫の心には刺さったようです。
このマサムネのニセモノはあたかも自分が本物であるかのように愛姫に迫っていきますが本物のマサムネが出てきたらどういう扱いになるのでしょうか?
トンズラこいて終わりってことはないですよね。
答えを求める政宗
一方そのころ政宗は自分の推理の回答を求めて安達垣家にいる小岩井師匠のもとを訪れます。
愛姫に会いに来たのだと思った吉乃は「愛姫さま今いないよ」と政宗に伝えますが、正宗は「いやいいんだ」といい別の目的があることを伝えます。
正宗は、自分を傷つけたことをあたかも知らないかのように言い、自分が被害者であるかのように振舞っていた愛姫に「腹が立った」と自分のパリでの心境を振り返りますが、自分が本当は間違っていたのではないかと吉乃に話します。
無言の末は吉乃は「何がいいたいの?」と政宗に尋ね、その質問に対して政宗は8年前自分のおかれていた状況を話した後、愛姫が覚えていなかった「豚足」というあだ名を吉乃が使うのかを聞きます。
その問いに対し吉乃は切なそうな表情でうつむいたままでした。
この表情の吉乃ちゃん可愛いですね。
寧子が失踪したころに愛姫は豚足というあだ名を知らないといっていたあたりで吉乃あたりが何かを下に違いないとは思っていましたがその通りだとは・・・
この吉乃ちゃんの表情は、今まで二人の関係を楽しんできたのが今日で終わりなのだという落胆から来る表情なのでしょうか?
まとめ
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今回の内容は政宗が自分の間違えに気づき行動を起こすための前哨戦といったところでしょう。
これから真実を知った政宗の復習は今後どうなっていくのでしょうか?
復讐をあきらめるのかそれでも復讐を続けるのか。
今後も目が離せませんね。