生理予定日前に出血が起きてしまうと妊娠していると心配になってしまいますよね?
でも焦って妊娠検査薬を使用することはやめてください。妊娠検査薬が使用できるのは生理予定日の1週間後からなので正確な結果を得られない可能性が高いです。
妊娠検査薬が陽性だった妊娠していなかった
生理予定日前に出血があったからと妊娠検査薬を使用してしまうとほとんどの場合陽性になってしまいます。
これは妊娠すると分泌されるホルモン(Hcg)が分泌されているということなのですが、これで確実に妊娠しているかといったら実はそうではなく、実際は生理が予定どうりにきてしまい、妊娠できなかったということがかなりの頻度であります。
なぜ正確な結果を得られないのか?
生理一週間前になると女性の体の中では卵子が排出されてこのときに精子がいると受精ということになるのですが、受精したからといっても100パーセント妊娠するわけではありません。
多くの場合、科学流産という現象によって受精卵は体外に流されてしまいます。
科学流産というのは着床はしているのですがそれが続かずに生理がおきてしまい受精卵が流れてしまうような流産のことで流産といわれていますが流産という扱いにはなりません。
この科学流産が起きる確率は非常に高く、20%の人しか実際妊娠できないようです。
ですので生理予定日より前に少量の出血が起きてもとりあえず生理予定日の1週間後まで待たないと妊娠検査薬が陽性だったとしても、ちゃんと妊娠できていない可能性が高いです。
生理前なら医者に行く必要はない
『生理前に着床出血が起きてしまい焦って病院にいったのですが、科学流産の話は一切されなかったが生理予定日に生理が来て結局科学流産だった』
という人が意外と多くいるのです。
母体に気を使っていっているのか、ただの無知なのかはわかりませんが、意外と医者はちゃんと話をしてくれなかったりします。
質問をしてもしっかり返してくれませんしね。
友人は『まだ生理予定日前なのですが、生理が起きてしまう可能性はないのですか?』と聞いたところ医者は『ちゃんと検査薬に線が出てるでしょ?来週になったらもっと濃くなるから確実に妊娠してるよ』といわれたようです。実際その友人は一週間後生理がきて科学流産が起きました。ほんとに医者は当てにならないですね。
とりあえず生理予定日後1週間にならないと検査薬は性格に妊娠しているかどうかを判定することはできませんのでまずは待ちましょう。
まとめ
生理予定日前に妊娠検査薬を使用して陽性だった場合でも実際は生理予定日に生理が来てしまい科学流産を起こしてしまう可能性が高いです。
着床出血が起きたとしても、焦ってすぐ検査したりしてしまうといらぬ心配をしてしまうだけになる可能性があるので、しっかり生理予定日の1週間後まで待ってから検査薬を使用するようにしましょう。